正派創始百周年記念盤 箏・三弦 古典／現代名曲集（二十四） （2枚組）
せいはそうしひゃくしゅうねんきねんばん こと・さんげん こてん／げんだい・めいきょくしゅう（にじゅうし）
収録情報
2014年4月13日、14日ビクタースタジオ301
収録曲
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1 |
秋風の曲（17'33"） あきかぜのきょく |
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| 作詞：蒔田雁門 ／ 作曲：光崎検校 唄・箏：中島雅楽之都 | |||||
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2 |
声と邦楽器のための組曲 信楽狸（19'55"） こえとほうがっきのためのくみきょく しがらきたぬき |
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| 作詞：石田豪澄（補作：二十二鉄玄） ／ 作曲：唯是震一 唄：唯是震一 箏ソロ：宇野雅楽恵 三弦ソロ：大久保雅礼 十七弦ソロ：唯是雅枝 箏Ⅰ：浅沼雅詩盈、宮後雅紫都、砂山雅真 箏Ⅱ：門田雅楽康寿、宍倉雅美、田中雅紀美 三弦：酒井雅楽友、瀬志本雅楽華、板橋雅楽美美 十七弦：野沢雅世、北條雅鳳、合田雅楽葉 尺八：川村泰山、酒井帥山、難波竹山、山本真山 打楽器：堅田喜俊、堅田喜三郎 | |||||
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3 |
四方の海（13'44"） よものうみ |
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| 明治天皇御製 ／ 作曲：中島雅楽之都 指揮：牛腸征司 唄（ソプラノ）：山岸雅昇、島田雅楽千寿、鷲尾雅愛奈美 唄（アルト）：奥野雅菖、福島雅祥、野沢雅世 第一箏：石井雅楽盈、丹波雅韻 第二箏：大久保雅礼、宇野雅楽恵 千鳥の曲：中島靖子、田中雅楽代、酒井雅帥 十七弦：徳本雅亮、角井雅楽伎 尺八：山本邦山、川村泰山、石垣征山、難波竹山 | |||||
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4 |
お雛さんの目（03'33"） おひなさんのめ |
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| 作詞：野口雨情 ／ 作曲：中島靖子 第一箏：宇野雅楽恵 唄・第二箏：宮越雅虹 | |||||
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二つの歌曲
ふたつのかきょく | |||||
| 作詞：与謝野晶子 ／ 作曲：中島靖子 唄：浜根雅美香 第一箏：中島靖子 第二箏：宮本雅都貴 | |||||
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5 |
Ⅰ わが額に（02'36"） わがぬかに |
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6 |
Ⅱ 玉まろき（03'37"） たままろき |
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7 |
花のデュエット（06'55"） はなのでゅえっと |
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| 作曲：中島靖子 箏：宮本雅都貴 尺八：難波竹山 | |||||
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8 |
八橋の主題による 協奏曲風 輪舌（10'13"） やつはしのしゅだいによる きょうそうきょくふう りんぜつ |
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| 作曲：唯是震一 第一箏：田村雅釉徽 第二箏：久松雅紗恵 十七弦：吉川雅楽巴里 尺八：酒井帥山 | |||||
| Disc 2 | |||||
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1 |
さむしろ（18'39"） さむしろ |
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| 作歌者不詳 ／ 作曲：在原勾当 唄：佐藤雅女 三弦：中島一子 箏：中島靖子 | |||||
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2 |
箏独奏のための一楽章 上無（08'56"） ことどくそうのためのいちがくしょう かみむ |
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| 作曲：山本邦山 箏独奏：山本雅萃 | |||||
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3 |
箏・尺八による小品 雨（08'12"） こと・しゃくはちによるしょうひん あめ |
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| 作曲：山本邦山 箏：山本雅楽邦 尺八：山本真山 | |||||
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4 |
若水（04'18"） わかみず |
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| 作詞：島崎藤村 ／ 作曲：宮城道雄 唄：唯是雅枝 箏：中島靖子 三弦：奥田雅楽之一 尺八：山本真山 | |||||
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5 |
ひばり（04'48"） ひばり |
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| 作詞：西條八十 ／ 作曲：宮城道雄 唄：宮越雅虹 箏高音：中島靖子 箏低音：宮本雅都貴 尺八：難波竹山 | |||||
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二つの無言歌
ふたつのむごんか | |||||
| 作曲：中島靖子 箏独奏：高畑雅紫登 | |||||
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6 |
Ⅰ 花になりたい（06'58"） はなになりたい |
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7 |
Ⅱ えんぜるになりたい（05'34"） えんぜるになりたい |
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尺八・箏・三弦・十七弦のための四重奏曲第四番 絹の道
しゃくはち・こと・さんげん・じゅうしちげんのためのしじゅうそうきょくだいよんばん きぬのみち | |||||
| 作曲：唯是震一 箏：大久保雅礼、宇野雅楽恵 三弦：浅野雅香、吉田雅鳳 十七弦：角井雅楽伎、宮越雅虹 尺八：川村泰山、酒井帥山 | |||||
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8 |
第一楽章（04'20"） だいいちがくしょう |
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9 |
第二楽章（06'35"） だいにがくしょう |
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time:0.31 s・
作品紹介
正派邦楽会創始者・中島雅楽之都による「秋風の曲」、二代家元・中島靖子の作品と演奏、さらに収録希望の声が高かった名作「信楽狸」を作曲者・唯是震一自身の歌で収録した、正派邦楽会創始百周年の記念盤です。平成25年度正派邦楽会准師範試験課題曲である「さむしろ」「上無」「若水」の3曲も収録。
CD2枚組全14曲に、資料をふんだんに盛り込んだ豪華ブックレットを封入。ジャケットを飾るのは棟方志功の作品（中島雅楽之都著「禅と音楽」表紙より）。百周年記念にふさわしい愛蔵版です。
二代目正派家元 中島 靖子［本文ライナーノーツより抜粋］
今回は私どもの歴史を振り返って、初代家元が演奏された貴重な音源も特別に併せて、今年度の准師範試験曲ならびに会員から要望の多い楽曲との二枚組といたしました。殊に『信楽狸』は、本年白寿を迎えられた作曲者・唯是震一先生の唄によるもので、まさに創始百周年にふさわしいプログラムになったと嬉しく思っております。毎年、新しく数曲変わる准師範試験課題曲のため、親師匠でもある幹部は、常に｢今｣を見て勉強をつづける必要があるということは、私も含めて、生涯現役として学んでいける何よりの幸せではないかと感じております。
正派邦楽会
生田流箏曲と地歌三弦を専門とする音楽団体で、箏曲家で組織する会としては最も大きな団体である。大正2（1913）年に、初代家元・中島雅楽之都により創始された。早くより箏曲楽譜の刊行、機関誌の発行、実技と理論を両立させた試験制度による指導者育成などに努め、昭和31（1956）年に文部省より財団法人の認可を受ける。また昭和34（1959）年には正派音楽院を設立し、多数の専門家を輩出している。
平成24（2012）年には公益財団法人の認可を受け、現在アメリカをふくめ11支部で組織され、1万8千人あまりの幹部会員（職格者＝名取りの資格をもつ会員）が所属。演奏や教授活動などを通じて、邦楽の普及・振興に努めている。
また所属する正派合奏団も本部（東京）のほか全国8カ所で定期的な合奏訓練をおこない、邦楽アンサンブルの草分けとして、今日まで多彩な演奏活動をくり広げている。
平成25（2013）年に創始100周年をむかえる正派邦楽会は、古典から現代曲までを学ぶことのできる開かれた流派で、初代家元が最も大切であると説かれた｢和の精神｣のもと、邦楽の発展のために、多くの方との出会いを願っている。
正派邦楽会オフィシャルHP：http://www.seihahogaku-kai.or.jp/