箏・三弦 古典/現代名曲集(二十二)
こと・さんげん こてん/げんだいめいきょくしゅう(にじゅうに)
収録曲
1 |
八ッ橋(12'51") やつはし |
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作詞:岩井藍水 / 作曲:萩原正吟 唄:佐藤雅女 箏:酒井雅楽友 三弦:中島一子 尺八:川村泰山 [録音] 2011年3月18日ビクター301スタジオ | |||
2 |
三弦独奏による 鳴沙(12'28") さんげんどくそう・に・よる めいさ |
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作曲:後藤すみ子 三弦独奏:後藤雅楽靖 [録音] 2011年3月19日ビクター301スタジオ | |||
3 |
潮音(02'30") ちょうおん |
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作詞:島崎藤村 / 作曲:志甫雅楽江 唄:山岸雅昇 箏:志甫雅楽江 | |||
4 |
荒城の月変奏曲(05'14") こうじょう・の・つき・へんそうきょく |
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作曲:瀧廉太郎 / 編曲:志甫雅楽江 第一箏:宇野雅楽恵 第二箏:木村雅楽慈穂 十七弦:宮本雅都貴 [録音] 2011年3月18日ビクター301スタジオ | |||
5 |
花の露草(03'16") はな・の・つゆくさ |
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作詞:田中忠正 / 作曲:久本玄智 唄:浜根雅美香 箏:宮越雅虹 尺八:難波竹山 [録音] 2011年3月18日ビクター301スタジオ | |||
6 |
早春(04'42") そうしゅん |
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作詞:紀貫之 / 作曲:久本玄智 唄:浜根雅美香 箏:宮越雅虹 尺八:難波竹山 [録音] 2011年3月18日ビクター301スタジオ | |||
7 |
四重華一番(10'09") しじゅうかいちばん |
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作曲:藤井凡大 三弦:中島一子 第一箏:宇野雅楽恵 第二箏:木村雅楽慈穂 十七弦:宮越雅虹 [録音] 2011年3月19日ビクター301スタジオ | |||
箏と十七弦による 須唄流三章
こと・と・じゅうしちげん・による・すばる・さんしょう | |||
作曲:藤井凡大 第一箏:高畑雅紫登、奥野雅菖 第二箏:浅沼雅詩盈、門田雅楽康寿 十七弦:野沢雅世、北條雅鳳 (正派合奏団) [録音] 2011年3月18日ビクター301スタジオ | |||
8 |
Ⅰ 須(05'47") 1 す |
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9 |
Ⅱ 唄(05'45") 2 ば |
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10 |
Ⅲ 流(04'29") 3 る |
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time:0.32 s・
作品紹介
正派邦楽会が主催する、平成23年度准師範試験課題曲を収録したCDです(監修・解説 中島靖子)。平成23年度課題曲は「八ツ橋」「三弦独奏による 鳴沙」「潮音」「花の露草」となりますが、その他に「荒城の月変奏曲」「早春」「四重華一番」「箏と十七弦による 須唄流三章」を収録いたしました。
1曲目の「八ツ橋」は萩原正吟(1900~1977)作曲で、八橋検校の偉業を讃えた内容の歌詞となっています。2曲目は後藤すみ子作曲「三弦独奏による 鳴沙(めいさ)」です。題名の「鳴沙」は中国の敦煌莫高窟の鳴沙山よりとったもので、作曲者本人による演奏で収録しました。
3曲目は、島崎藤村の詩に志甫雅楽江が作曲した「潮音」、そして4曲目は、瀧廉太郎の名曲「荒城の月」を、同じく志甫雅楽江が箏・十七弦の三重奏に編曲したもので、原曲の気品を生かした作風となっています。
5曲目、6曲目は久本玄智作曲「花の露草」「早春」です。「花の露草」は、茨城県の麻生あたりの風物を歌った民謡調の歌曲です。「早春」は、古今和歌集より、春を待つ気持ちを表現する一首を歌詞とし、リート形式で作曲された小品です。
7曲目、8曲目は、藤井凡大作曲の「四重華一番」「箏と十七弦による 須唄流三章」です。「四重華一番」は、NHK邦楽技能者育成会31期生の卒業演奏会で初演されました。「箏と十七弦による 須唄流三章(すばるさんしょう)」は、「すばる(昴)」という星から名を借りた「須」「唄」「流」という三つの楽章からなる曲です。第三楽章「流」は、早いリズムでのスクイ爪、転調などの技巧が織り込まれ、流れるような強いイメージが印象的です。