第十六回日本伝統文化振興財団賞 清元栄吉(清元三味線方)
[日本伝統文化振興財団賞受賞制作DVD]
だいじゅうろっかい・にほんでんとうぶんかしんこうざいだんしょう きよもと・えいきち(きよもとしゃみせんかた)
きよもと・えいきち
収録情報
2012年6月6日、6月14日紀尾井小ホールにて撮影
収録時間:41分/片面・一層/STEREO/COLOR/16:9/LB/リージョン・ALL/NTSC/MPEG 2/ドルビーデジタル/オリジナル(日本語)/レンタル禁止
ご注意
このDVDのビデオフォーマットは日本、北米、カナダなどのNTSCビデオプレイヤー対応となります。ヨーロッパ、南米、中国のビデオプレイヤーはPAL 方式となりご覧頂けませんが、機種によってはNTSC方式でも視聴できます。パソコン内蔵のビデオプレイヤーならばすべて視聴可能です。リージョンコードはFREE(全世界対応版)です。
time:0.3 s・
作品紹介
伝統芸能分野で将来の活躍が期待されるアーティストを顕彰する「日本伝統文化振興財団賞」、平成24年度の受賞者を紹介するDVD。
「日本伝統文化振興財団賞」は、わが国の伝統芸能の保存・振興・普及に努めることを目的とする当財団の顕彰事業の一環として平成8年に設立されました。伝統芸能分野で将来いっそうの活躍が期待される優秀なアーティストを毎年1名顕彰しています。副賞として次代を担う受賞者の優れた技芸をDVDに収録し、映像によって広く全国に紹介いたします。
第16回(平成24年度)の受賞者、清元栄吉(清元節三味線方)は近年充実した演奏を重ねるとともに、伝統を活かした清新な創作活動が顕著な成果をあげています。
DVD収録曲は「六玉川」「etude」「触草~クサニフレレバ」の3曲。
清元の古典「六玉川(むたまがわ)」は古歌に詠まれた六つの玉川を旅するという趣向で、浄瑠璃が主体の清元としては例外的といえるほど三味線が活躍します。四世清元梅吉の手付による生田流の箏と、笛と鼓の助演による演奏です。
「etude(エチュード)」と「触草~クサニフレレバ」は清元栄吉の作曲で、受賞者の三味線演奏家としての技量と優れた創作活動の両面を紹介します。いずれも「創邦21」の作品演奏会で発表されました。「etude」(平成17年5月初演)は2挺の三味線のための作品、「触草~クサニフレレバ」(平成15年5月初演)は篳篥、笛、箏、十七弦、三味線2挺の編成による組曲です。
[ブックレット]
「さらなる表現領域の開拓と深まりを」/山川直治(日本伝統文化振興財団賞選考委員)
曲目解説/詞章掲載
※出演者プロフィールならびに財団賞受賞者紹介はこちら
公演レポート:
第十六回日本伝統文化振興財団賞贈呈式/第一回中島勝祐創作賞 贈呈式
第十六回日本伝統文化振興財団賞/第一回中島勝祐創作賞 受賞記念演奏会