—能と花の二夜— 能「土蜘蛛」/狂言「鐘の音」

のう・と・はな・の・ふたや・のう「つちぐも」/きょうげん「かね・の・ね」

SPICA NOH KYÔGEN-TSUCHIGUMO KANE NO NE

観世喜正野村萬斎勅使河原茜花いけ) ほか

かんぜ・よしまさ、のむら・まんさい、てしがはら・あかね

VZBG-27 (DVD) 6,000円+税

発売日: 2008年8月20日 / ジャンル: 狂言


▼曲目一覧

作品紹介

惜しまれつつ姿を消した円形劇場「札幌メディアパーク・スピカ」での能・狂言シリーズの最終上演は、「いけばな」とのコラボレーションによる「幽玄と花」の世界。

出演:観世喜正、野村萬斎、ほか
舞台美術:勅使河原 茜(いけばな草月流家元)

能『土蜘蛛』
平家物語に出てくる源頼光が土蜘蛛の精を退治したという話に拠っています。長さ8メートルもある数十本の糸を「これでもか!」というくらい何度も投げかけ、グルグル巻きにされながら闘う派手な演出で、海外公演でも人気が高い曲です。いけばな草月流家元・勅使河原茜によるコラボレーション(花いけ、舞台美術)も必見です。

狂言『鐘の音』
鎌倉に行って純金の値段(かねのね)を聞いて来いと命じられた太郎冠者は、お寺の「鐘の音(かねのね)」と早合点してしまい…。太郎冠者が一人でかもしだす寺の情景と鐘の音色をお楽しみください。

字幕:日本語=謡(全文)、あらすじ、解説/English=synopsis, commentary

企画・制作・著作:STVメディアフィールズ21
特別協力:社団法人観世九皐会、株式会社万作の会、財団法人草月会、札幌テレビ放送株式会社
協力:札幌能楽会、草月会北海道支部
Special Thanks:照井 武、秋元筇男、前田麻理子、札幌メディアパーク・スピカ

【出演者】

◆花いけ 勅使河原 茜(いけばな草月流 家元)

◆能 「土蜘蛛」
前シテ(怪僧):観世喜之
後シテ(土蜘蛛の精):永島忠侈
ツレ(源頼光):観世喜正
ツレ(胡蝶):佐久間二郎
ツレ(頼光の従者):小島英明
ワキ(独武者):森 常好
ワキツレ(武者):舘田義博、森常太郎
アイ(独武者の下人):竹山悠樹
笛:竹市 学 小鼓:幸 正昭 大鼓:亀井広忠 太鼓:金春國和 後見:五木田三郎、長沼範夫 地謡:弘田裕一、駒瀬直也、中森貫太、遠藤和久、高橋昭一郎、須藤 賢

◆狂言「鐘の音」
太郎冠者:野村萬斎
主:石田幸雄
後見:竹山悠樹

舞台美術:勅使河原 茜

観世喜正(かんぜ よしまさ)《シテ方観世流》

1970年生。三世観世喜之の長男。父に師事。全国各地はもとより海外での公演プロデュース、出演を数多く行うほか、謡曲CD、能公演DVDなど能楽公演・教材のソフト化にも積極的に取り組む。さらに能楽協会教育特別委員として国内外での指導、普及活動、公演、TV出演なども精力的に行う。大河ドラマ「功名が辻」「風林火山」能楽指導。

スピカ能狂言シリーズでは第一回よりプロデュースを手がけ、伝統を踏まえつつ「映像」「蝋燭」「現代アート」「いけばな」など様々な分野の一流アーティストたちとのコラボレーションで世界遺産・能楽の持つ舞台芸術の新たな可能性を世界へ向けて発信し大きな反響を呼んできた。(社)観世九皐会理事。法政大学客員教授。

野村萬斎(のむら まんさい)《狂言方和泉流》

1966年生。野村万作(人問国宝)の長男。3歳の時に「靭猿」で初舞台、88年「釣狐」、94年萬斎を襲名。狂言に留まらずシェイクスピア劇、ギリシャ悲劇、映画「乱」「陰陽師」、TVドラマなど幅広く活躍。「狂言ござる乃座」主宰。世田谷パブリックシアター芸術監督。99年芸術祭新人賞。03年芸術選奨文部大臣新人賞。05年紀伊国屋演劇賞。重要無形文化財総合指定(日本能楽会会員)

勅使河原 茜(てしがはら あかね)《舞台美術》

1960年生。いけばな草月流第三代家元で映画監督の勅使河原 宏の次女。2001年第四代家元継承。多様化する生活スタイルに相応しいいけばなの可能性を求め、さまざまな空間で作品を発表する傍ら、舞台美術、ジュエリーデザインなど多方面で活動を展開。また、子供のためのいけばな教室「茜ジュニアクラス」を開講し、いけばなを通じて子供の感性と自主性を育むことにも力を注いでいる。(財)草月会理事長

クレジット

花いけ 勅使河原茜いけばな草月流 家元

能「土蜘蛛」
前シテ(怪僧)観世喜之
後シテ土蜘蛛の精):永島忠侈
ツレ(源頼光)観世喜正
ツレ(胡蝶)佐久間二郎
ツレ(頼光の従者)小島英明
ワキ(独武者)森常好
ワキツレ(武者)舘田義博森常太郎
アイ(独武者の家人)竹山悠樹
竹市学 小鼓幸正昭 大鼓亀井広忠 太鼓金春國和 後見五木田三郎長沼範夫 地謡弘田裕一駒瀬直也中森貫太遠藤和久高橋昭一郎須藤賢

狂言「鐘の音」
太郎冠者野村萬斎
石田幸雄
後見竹山悠樹

舞台美術勅使河原茜

収録情報

2007年9月28、29日 札幌メディアパーク・スピカライブ公演

収録時間:本編83分、特典映像107分/片面・二層/MPEG 2/カラー/字幕:1. 日本語、2. English/STEREO/ドルビーデジタル/複製不能/レンタル禁止/16:9/ビデオフォーマット:NTSC方式/リージョンコード:ALL

ご注意

このDVDのビデオフォーマットは日本、北米、カナダなどのNTSCビデオプレイヤー対応となります。ヨーロッパ、南米、中国のビデオプレイヤーはPAL 方式となりご覧頂けませんが、機種によってはNTSC方式でも視聴できます。パソコン内蔵のビデオプレイヤーならばすべて視聴可能です。リージョンコードはFREE(全世界対応版)です。

収録内容

1

花いけ:勅使河原茜 (いけばな草月流 家元)

はないけ:てしがはら・あかね(いけばな・そうげつりゅう・いえもと)

Vase(Teshigahara Akane)

2

能「土蜘蛛」

のう「つちぐも」

Noh:Tsuchigumo (“The Earth-Spider”)

・頼光と胡蝶の登場

Minamoto no Raikô and Kocho's entrance

らいこう・と・こちょう・の・とうじょう

3

・怪僧の登場

Strange Priest's Entrance

かいそう・の・とうじょう

4

・独武者の登場

Hitori-musha's Entrance

ひとりむしゃ・の・とうじょう

5

・独武者の家人の登場

Entrance of Hitori-musha's relative

ひとりむしゃ・の・いえびと・の・とうじょう

6

・討伐隊の登場

Killing Squad's Entrance

とうばつたい・の・とうじょう

7

・土蜘蛛の登場

Earth-Spider's Entrance

つちぐも・の・とうじょう

8

狂言「鐘の音」

きょうげん「かねのね」

Kyôgen:Kane no Ne (“the bell's 'toll' ”)

9

特典映像

とくてんえいぞう

・舞台挨拶(土蜘蛛編)(観世喜正、勅使河原茜)

ぶたいあいさつ(つちぐもへん)(かんぜ・よしまさ、てしがはら・あかね)

10

・舞台挨拶(鐘の音編)(野村萬斎)

ぶたいあいさつ(かねのねへん)(のむら・まんさい)

11

・出演者インタビュー 観世喜正、永島忠侈(土蜘蛛のシテについて)/野村萬斎(鐘の音について)

しゅつえんしゃいんたびゅー・かんぜ・よしまさ、ながしま・ただし(つちぐものしてについて)/のむら・まんさい(かねのねについて)

12

・舞台美術メイキング(対談:観世喜正、勅使河原茜)

ぶたいびじゅつめーきんぐ(たいだん:かんぜ・よしまさ、てしがはら・あかね)

13

・能装束着付(解説:観世喜正)

のうしょうぞくきつけ(かいせつ:かんぜ・よしまさ)

14

・作り物展(解説:観世喜正)

つくりものてん(かいせつ:かんぜ・よしまさ)

15

・会場いけばな展(草月会北海道支部 全作品)

かいじょういけばなてん(そうげつかいほっかいどうしぶ・ぜんさくひん)

16

・矢来能楽堂(紹介:観世喜正)

やらいのうがくどう(しょうかい:かんぜ・よしまさ)

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