民謡(うた)の道
うた・の・みち
おもだか・あきこ
収録情報
2011年8月9日、12日、16日ビクタースタジオ301
収録曲
1 |
黒田武士(吟詠・浪曲入り)(05'10") くろだぶし(ぎんえい・ろうきょく・いり) |
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福岡県民謡 / 作詞:嶋田磬也 唄:おもだか秋子 三味線:椿正範 尺八:米谷和修 鳴物:美鵬那る駒、美鵬成る駒 | |||
2 |
新さんさ時雨(04'20") しんさんさしぐれ |
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宮城県民謡 / 作詞:刈田仁 / 作曲:武田忠一郎 唄:おもだか秋子 三味線:鶴家奏英、鶴家奏弦 尺八:米谷和修 鳴物:美鵬那る駒、美鵬成る駒 | |||
3 |
宮城長持唄(03'34") みやぎながもちうた |
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宮城県民謡 唄:おもだか秋子 尺八:米谷智 | |||
4 |
秋田小原節(03'39") あきたおはらぶし |
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秋田県民謡 唄:おもだか秋子 三味線:椿正範 尺八:米谷智 鳴物:美鵬那る駒 | |||
5 |
泣き坂追分(05'02") なきざかおいわけ |
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作詞:鶴家奏英 / 作曲:鶴家奏英 唄:おもだか秋子 三味線:鶴家奏英、鶴家奏弦 尺八:米谷和修 鳴物:美鵬駒三朗、美鵬那る駒、美鵬成る駒 | |||
6 |
とのさ節(03'53") とのさぶし |
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埼玉県民謡 唄:おもだか秋子 三味線:鶴家奏英、鶴家奏弦 尺八:米谷和修 鳴物:美鵬那る駒、美鵬成る駒 囃子:新津幸子、新津美恵子 | |||
7 |
南部あいや節(03'08") なんぶあいやぶし |
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青森県民謡 唄:おもだか秋子 三味線:椿正範 鳴物:美鵬那る駒、美鵬成る駒 囃子:新津幸子、新津美恵子 | |||
8 |
古調あいや節(04'09") こちょうあいやぶし |
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青森県民謡 唄:おもだか秋子 三味線:椿正範 尺八:米谷智 | |||
9 |
喜代節(03'52") きよぶし |
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秋田県民謡 唄:おもだか秋子 三味線:鶴家奏英、鶴家奏弦 笛:米谷和修 鳴物:美鵬那る駒、美鵬成る駒 | |||
10 |
津軽じょんから節(曲弾き)(03'37") つがるじょんからぶし(きょくびき) |
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青森県民謡 三味線:おもだか秋子 |
time:0.3 s・
作品紹介
今まで歩んで来た道、これから歩んでいく道。「民謡(うた)の道」を突き進むおもだか秋子、待望のソロアルバム第3弾!!
●現役高校生民謡歌手としてデビューしてから9年。おもだか秋子は着実に実力をつけ、一歩一歩前に進んでいます。力強さの中に伸びやかさを併せ持つおもだか秋子の声は独特で、印象に残る民謡歌手の一人。おもだか秋子の唄を聴く人は、その唄声の向こうに故郷を感じ、和やかな雰囲気が心を癒します。
●今作品には、日本郷土民謡協会の若手3人(おもだか秋子、椿正範、松浦奏貴)で組むユニット「郷みん'S」でのステージで披露している曲や、地元埼玉県の民謡の他、津軽三味線の曲弾きも1曲収録しています。
●地方伴奏で新録音、全10曲収録。
三味線:鶴家奏英、鶴家奏弦
津軽三味線:椿正範
尺八・笛:米谷智、米谷和修
鳴物:美鵬駒三朗、美鵬那る駒、美鵬成る駒
囃子:新津幸子、新津美恵子
おもだか秋子の「旬」を聴く、待望の3rdアルバム!
公益財団法人日本伝統文化振興財団理事長
高校2年生の民謡歌手としてCDアルバム「若い民謡」でデビューして9年。2ndアルバムから5年目となる本年、心機一転「澤瀉」改め「おもだか秋子」が、いよいよ次のステップへの大きな羽ばたきを見せ始めます。藤本 草
足かけ10年となるこの間、「若さあふれるパワーと歌の上手さ」は「スケールの大きさ、歌の味わい深さ」へと目を見張るほど魅力を増し、さらに研鑚を積んだ津軽三味線は、耳の肥えた連中を唸らせる腕前ともなりました。また、津軽三味線の椿正範、民踊の松浦奏貴と三人のユニット『郷みん'S』としての活動は、民謡の新しい魅力を多くの方々に感じさせ、今最も注目を集める存在のひとつとなっています。
常に厳しく温かく身近で見守る、母多田隆章次師、恩師柴田隆章師の渾身の指導の下、「民謡界の若きスター」に向けられる大きな期待に応え、恵まれた才能と苦労を厭わない努力を続ける「おもだか秋子」の今=「旬」を聴く、聴き逃すことの出来ないアルバムが誕生しました。
おもだか秋子 プロフィール
本名:澤瀉秋子 昭和60年9月 埼玉県川越市生まれ。2歳で初舞台を踏み、その年隆章会〔宗家・柴田隆章(現日本郷土民謡協会理事長)〕に入会。
唄・津軽三味線を柴田隆章に、太鼓・三味線を母多田隆章次に師事。
平成元年(3歳)、日本郷土民謡協会少年少女大会で「秋田小原節」を唄い特別賞。
以降、平成9年(11歳)「名栗川筏唄」、11年(13歳)「秋田長持唄」で優勝。他、各地の全国大会の少年少女大会で優勝。
平成8年(10歳)、NHK-FM「年の瀬民謡スペシャル」に、13年(15歳)にはNHKラジオ「民謡をたずねて」に出演。
平成11年より、津軽三味線を澤田勝秋氏に師事(17年名取・勝女)。
平成13年(15歳)郷土民謡隆章派の師範、平成14年(16歳)日本郷土民謡協会の公認教師。
平成15年、アルバム「若い民謡」でビクターからデビュー。NHK「それいけ!民謡うた祭り」、NHK-FM「日本の民謡」に出演。
平成18年、2枚目のアルバム「若い民謡2nd.」を発売。
平成21年には、椿正範(津軽三味線)、松浦奏貴(踊り)とのユニット、郷みん'S(きょうみんず)でミニアルバムを発売。
平成23年3月、師匠・澤田勝秋氏らと共に国際交流基金ロシア公演に参加し、4都市5公演を成功させた。
現在、民謡の唄だけでなく、三味線(太棹・細棹)、三線(沖縄三味線)等、民謡マルチプレーヤーとして活躍中。