ビクター落語 五代目 古今亭志ん生(21) 火焔太鼓(Ⅲ)/黄金餅/二階ぞめき(Ⅱ)

びくたー・らくご・ごだいめ・ここんてい・しんしょう・21 かえんだいこ・3/こがね・もち/にかい・ぞめき・2

五代目 古今亭志ん生

ごだいめ・ここんてい・しんしょう

VZCG-699 (CD) 1,650円(本体 1,500円)

発売日: 2009年3月25日 / ジャンル: 落語


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作品紹介

荒唐無稽で破天荒、独特な芸風で人間の本質を描く永遠に生き続ける芸!!
監修・解説:保田武宏/リマスター:草柳俊一/モノラル録音

落語界には、「昭和の三名人」と呼ばれる人がいる。八代目桂文楽、六代目三遊亭圓生、そして五代目古今亭志ん生である。それぞれに芸風が違っているが、中で志ん生は、今までの落語の歴史上の名人にはない、ちょっと変わったタイプだ。どんな噺でもきちんとやる、いわゆる優等生の芸ではない。芸のルールだけを物差しにすれば、とてもうまいとは言えない。荒唐無稽で、破天荒な芸だ。昔だったら、とても名人の仲間入りはできなかったろう。落語を鑑賞する目が広がった現代だから、名人と評価されたのである。

保田武宏(解説)より

古今亭志ん生(ここんていしんしょう)

1890年(明治23年)生、1973年(昭和48年)没
東京生まれ。出囃子「一丁入り」。
1910年(明治43年)頃、二代目三遊亭小円朝に入門。金原亭馬生(のちの四代目古今亭志ん生)門下に移り、1921年(大正10年)、金原亭馬きんで真打ちに昇進する。一時、講釈師となったのち、柳家三語楼門下へ。この間、次々と改名する。1934年(昭和9年)に七代目金原亭馬生を、1939年(昭和14年)に五代目古今亭志ん生を襲名する。落語協会の四代目会長(1957年~1963年)。

収録曲

1

火焔太鼓(Ⅲ)

かえんだいこ・さん

[録音] 1952年(昭和27年)4月11日放送「落語鑑賞」(ラジオ東京[現TBSラジオ])

2

黄金餅

こがね・もち

[録音] 1961年(昭和36年)7月26日放送「日立演芸会・当代十八番集」(TBSラジオ)

3

二階ぞめき(Ⅱ)

にかいぞめき・2

[録音] 1961年(昭和36年)11月19日放送「日曜名人会」(TBSラジオ)

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