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〈これぞ!〉しょうみょう
高野山金剛峰寺僧侶
こうやさんこんごうぶじそうりょ
VZCG-538 (CD) 2,096円(本体 1,905円)
発売日: 2005年4月21日 / ジャンル: 声明・仏教音楽
仏教伝来から千数百年を経た今も唱え継がれてきた声明。深山幽谷の朝の静けさ、天上の美しさ溢れる響きの世界。
「声明」はサンスクリット語の漢訳で、古代インドでは5種類の学問分類の一つにあたり、ことばの抑揚や発音など音韻についての内容を含む文法学でした。6世紀中ごろ、インドから中国を経由して日本に伝わり、東大寺大仏開眼供養(752年)の頃から寺院で盛んに歌われるようになったそうです。日本では、昭和36年に黛敏郎氏が声明や仏教音楽、梵鐘の音を取り入れた『涅槃交響曲』を発表して以来注目を集め、昭和41年に開場した国立劇場で定期的に公演が行なわれるようになりました。この頃から、日本では、仏教の中で僧侶が唱える声の音楽の総称として、「声明」ということばを使っています(旧字で「聲明」と書かれることもあります)。
現在の声明の主な種類には、奈良声明、真言声明、天台声明とその影響を受けた浄土系や日蓮宗の声明、また禅宗系の声明がありますが、このCDには、高野山の真言声明(南山進流声明)を収録。1993年7月21日、高野山金剛峯寺奥の院でのデジタル録音です。多くの僧侶の異なる声質が重なり合って高次倍音が生じ、高野山の鳥たちのさえずりと共に、この世ならざる荘厳な響きが広がります。
解説:「声明〜自然(じ・ね・ん)の聲」茂手木潔子(音楽学) ※解説書内に博士(楽譜)や章句は掲載しておりません。
1993年7月21日高野山金剛峰寺奥の院
1
(03'58")
しちぼんご
2
(02'54")
しんりゃくぼんご
3
(01'56")
ふどうぼんご
4
(11'03")
しょうれい
5
(04'06")
かんじょう
6
(01'50")
ごだいがん
7
(25'35")
りしゅきょう
time:0.39 s・
作品紹介
仏教伝来から千数百年を経た今も唱え継がれてきた声明。深山幽谷の朝の静けさ、天上の美しさ溢れる響きの世界。
「声明」はサンスクリット語の漢訳で、古代インドでは5種類の学問分類の一つにあたり、ことばの抑揚や発音など音韻についての内容を含む文法学でした。6世紀中ごろ、インドから中国を経由して日本に伝わり、東大寺大仏開眼供養(752年)の頃から寺院で盛んに歌われるようになったそうです。日本では、昭和36年に黛敏郎氏が声明や仏教音楽、梵鐘の音を取り入れた『涅槃交響曲』を発表して以来注目を集め、昭和41年に開場した国立劇場で定期的に公演が行なわれるようになりました。この頃から、日本では、仏教の中で僧侶が唱える声の音楽の総称として、「声明」ということばを使っています(旧字で「聲明」と書かれることもあります)。
現在の声明の主な種類には、奈良声明、真言声明、天台声明とその影響を受けた浄土系や日蓮宗の声明、また禅宗系の声明がありますが、このCDには、高野山の真言声明(南山進流声明)を収録。1993年7月21日、高野山金剛峯寺奥の院でのデジタル録音です。多くの僧侶の異なる声質が重なり合って高次倍音が生じ、高野山の鳥たちのさえずりと共に、この世ならざる荘厳な響きが広がります。
解説:「声明〜自然(じ・ね・ん)の聲」茂手木潔子(音楽学)
※解説書内に博士(楽譜)や章句は掲載しておりません。