大中 恩 愛の歌曲集 Ⅲ
はにかみ・はぎしり
おおなか・めぐみ あい・の・かきょくしゅう・3 はにかみ・はぎしり
たなか・じゅん
VZCC-1016 (CD) 3,143円(本体 2,857円)
発売日: 2009年4月22日 / ジャンル: 歌曲
クレジット
収録情報
録音:1998年8月7日、8日 秩父ミューズパーク音楽堂 初発売:1998年ビクターエンタテインメント(元品番 VICG-50507)
収録曲
1 |
ふるみち(03'09") ふるみち |
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三木露風 詩 / 作曲:大中恩 | |||
2 |
しぐれに寄する抒情(01'37") しぐれ・に・よする・じょじょう |
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佐藤春夫 詩 / 作曲:大中恩 | |||
歌曲集「五つの現代詩」
かきょくしゅう「いつつ・の・げんだいし」 | |||
3 |
広場(03'47") ひろば |
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木原孝一 詩 / 作曲:大中恩 | |||
4 |
骨(04'15") ほね |
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中原中也 詩 / 作曲:大中恩 | |||
5 |
さすらい(03'20") さすらい |
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深尾須磨子 詩 / 作曲:大中恩 | |||
6 |
はたらいた人達(02'25") はたらいたひとたち |
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室生犀星 詩 / 作曲:大中恩 | |||
7 |
昨日いらっしって下さい(02'12") きのういらっしってください |
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室生犀星 詩 / 作曲:大中恩 | |||
8 |
だれかと苦しむ喜びが(03'02") だれかと・くるしむ・よろこびが |
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阪田寛夫 詩 / 作曲:大中恩 | |||
9 |
別れのうた(03'32") わかれ・の・うた |
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阪田寛夫 詩 / 作曲:大中恩 | |||
10 |
鳥(02'38") とり |
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大伴道子 詩 / 作曲:大中恩 | |||
11 |
歌曲集「月曜日の詩集」より 道ばた〈靴やさん〉(01'30") かきょくしゅう「げつようび・の・ししゅう」より みちばた《くつやさん》 |
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高田敏子 詩 / 作曲:大中恩 | |||
12 |
旅びと(02'08") たびびと |
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吉原幸子 詩 / 作曲:大中恩 | |||
13 |
花の波(01'03") はな・の・なみ |
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西尾君子 詩 / 作曲:大中恩 | |||
14 |
なみ(01'09") なみ |
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ゆきやなぎれい 詩 / 作曲:大中恩 | |||
15 |
帰りそびれた つばめ(02'16") かえりそびれた つばめ |
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新川和江 詩 / 作曲:大中恩 | |||
16 |
無言(01'57") むごん |
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土田藍 詩 / 作曲:大中恩 | |||
17 |
をとこ(03'41") をとこ |
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吉原幸子 詩 / 作曲:大中恩 | |||
18 |
をんな(01'47") をんな |
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吉原幸子 詩 / 作曲:大中恩 | |||
19 |
風のまち(02'50") かぜ・の・まち |
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福永武彦 詩 / 作曲:大中恩 | |||
20 |
積木(01'32") つみき |
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高見順 詩 / 作曲:大中恩 | |||
21 |
川(01'51") かわ |
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高見順 詩 / 作曲:大中恩 | |||
22 |
歌曲集「ひとりぼっちがたまらなかったら」より(03'49") かきょくしゅう「ひとりぼっち・が・たまらなかったら」より 寺山修司 詩 / 作曲:大中恩ヒスイ Jade ひすい・じぇいど |
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23 |
かなしくなったときは かなしくなったときは |
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24 |
子どもが死なないようにとの祈り(05'19") こども・が・しなないように・との・いのり |
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フランシス・ジャム 原詩 田辺保 訳詩 / 作曲:大中恩 | |||
歌曲集「はにかみ・はぎしり」
かきょくしゅう「はにかみ・はぎしり」 | |||
阪田寛夫 詩 / 作曲:大中恩 | |||
25 |
おまちどおさま(01'13") おまちどおさま |
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26 |
おはよう(01'07") おはよう |
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27 |
はじめまして(02'03") はじめまして |
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28 |
かなかな(01'38") かなかな |
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29 |
ゴメン下サイ(01'18") ごめんください |
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30 |
おれはもうダメだ(01'51") おれは・もう・だめだ |
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31 |
あそぼ(01'10") あそぼ |
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32 |
贈りもの(02'34") おくりもの |
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北島万紀子 詩 / 作曲:大中恩 |
time:0.48 s・
作品紹介
「表現が自然でありながら、説得力のあるバリトン」と賞賛される田中 純氏の歌唱で、「大中君も自分の歌をここまで解釈し、歌って貰えたら本当に満足だろう」と畑中良輔氏が絶賛するアルバム。畑中氏の日本歌曲への情熱に励まされるようにして書いた思い出深い一曲「ふるみち」(1947年)に始まりアルバム制作時の最新作「贈りもの」に至る32曲を作曲年代順に収録。1998年初発売。
1997年の夏に行った田中 純さんによる私の歌曲の会を高く評価して下さった瀬山詠子さん(東京芸大教授)が、更に畑中良輔さんに伝え、田中さんの歌を学生時代から認めておられた畑中さんは、殊のほか喜んで下さって、直接沢山の励ましの言葉をいただいたようです。そういった畑中さんのアドヴァイスもあって、夏に(1998年)録音した時の田中さんの歌は、昨年にも増して伸び、輝いていました。
大中 恩(ライナーノーツより)
<♪ここが聴きどころ(試聴できます)>
歌曲集『はにかみ・はぎしり』(詩:阪田寛夫)から「おまちどおさま」(トラック番号:25)
1977年作曲。「大中恩の音楽は、聴く人をいつしか“やさしさの世界”へ引き込んでいく。その底辺に流れるのは、ペーソスやウィットで味付けされた“人間への愛”の偽りのない世界である。」
畑中良輔(ライナーノーツより)
大中恩(おおなか・めぐみ)
1924年生まれ。作曲家。東京音楽学校(現東京芸大)作曲科卒業。「いぬのおまわりさん」「サッちゃん」など子どものための音楽の創作と発展に尽くし、自作品のみを演奏する「コールMeg」を30年間にわたって主宰。1960年代以降、多くの声楽家と歌曲の作曲・演奏会を重ねている。1989年紫綬褒章受章。