老妓抄/米川文子

ろうぎしょう/よねかわ・ふみこ

米川 文子

よねかわ・ふみこ

VZCG-818 (CD) 3,300円(本体 3,000円)

発売日: 2018年10月24日 / ジャンル: 箏曲


▼曲目一覧

作品紹介

bunkacho_geijutsusai_symbolmark.jpg平成30年度(第73回)文化庁芸術祭参加作品

初代米川文子の珠玉の創作活動に初めて光を当てる、二代米川文子渾身の全曲新録音アルバム!

初代米川文子の珠玉の創作作品を、「自ら学んだ芸風のままの録音記録として後世に残したい」という二代米川文子自身の発案による企画!
近現代の箏曲創作活動の貴重な音源資料であると共に、卒寿を越えてなお、多重録音に挑む人間国宝二代米川文子、芸の神髄。

プロフィール
二代 米川文子(にだい よねかわ ふみこ)
1926(大正15)年8月20日
岡山県出身。初代米川文子の兄の清の長女として生まれる。 幼少期は神戸で過ごす。本名は米川操。
1939(昭和14)年
初代米川文子に師事。
1950(昭和25)年
第1回邦楽コンクールに於いて文部大臣賞受賞。
1970(昭和45)年
生田流協会理事、'74社団法人日本三曲協会理事に就任。
1967(昭和42)年、'76(51)年、'80(55)年、
御前演奏の栄に浴す。
1988(昭和63)年
豪州にて開かれた世界音楽教育国際会議(ISМE)にて参加演奏を行う。
1993(平成5)年
芸術選奨文部大臣賞受賞。
1994(平成6)年
紫綬褒章受章。
1999(平成11)年
二代米川文子襲名。
2000(平成12)年
勲四等宝冠章受章。
2003(平成15)年
社団法人日本三曲協会会長。
2008(平成20)年
重要無形文化財保持者(人間国宝 箏曲)に認定。
2013(平成25)年
芸術院賞恩賜賞。

生田流協会会長、公益社団法人日本三曲協会名誉会長、くらしき作陽大学教授、NHK文化センター講師、日本芸術文化振興会新人歌舞伎養成課講師。 国内外の演奏会の他、歌舞伎公演やテレビ・ラジオ等で活動中。

収録曲

1

老妓抄

(21'23")

ろうぎしょう

作詞:岡本かの子 / 作曲:初代 米川文子

歌・箏高音・箏低音米川文子(多重録音)

2

花たちばな

(15'17")

はな・たちばな

作詞:佐藤春夫 / 作曲:初代 米川文子

歌・箏高音米川文子箏低音米川文清尺八善養寺惠介

3

花の王

(15'56")

はなの・おう

作詞:大野恵造 / 作曲:初代 米川文子

歌・箏高音米川文子箏低音五月女文勝於三弦米川文清

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