林 洋子 宮沢賢治ひとりがたり 2
はやし・ようこ みやざわ・けんじ・ひとりがたり・2
はやし・ようこ
収録情報
1994年9月~11月 NHKサービスセンター
収録曲
1 |
はじめに(06'54") はじめに テーマ音楽:「星めぐりの歌」 |
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話:林洋子 アイリッシュ・ハープ:梅津三知代 | |||
2 |
「雁の童子」「かり・の・どうじ」 語り・演出・シタール:林洋子 効果音楽:藤館としお 音楽:堀之内幸二─── 流沙の南の… (08'48") ─── りゅうさ・の・みなみ・の… |
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3 |
─── ある明方… (08'52") ─── ある・あけがた… |
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4 |
─── 老人はちょっと息を切りました… (22'46") ─── ろうじん・は・ちょっと・いき・を・きりました… |
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5 |
─── そうして冬に入りましたのでございます… (16'22") ─── そうして・ふゆ・に・はいりましたのでございます… |
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time:0.46 s・
作品紹介
「林洋子 宮沢賢治ひとりがたり2」(シタール弾き語り:いのちの物語)
宮沢賢治が描く仏教世界。シルクロードの彼方で起こった不思議な不思議な“いのち”の物語「雁の童子」を収録。
本アルバムは、1995年に発売された同名タイトルの「新潮CDブック」を再編集して収録しています。ブックレットには、朗読されている宮沢賢治の文章を掲載しています。
林洋子は東京生まれで俳優座養成所第一期卒。劇団三期会で数々のブレヒト劇に主演した後フリーとなり、70年代は数回にわたってインドを訪問して表現の原点を発見。1980年「クラムボンの会」を設立して、宮沢賢治作品の一人語り出前公演を開始。さまざまな楽器による生の音楽と共に語り演じるその活動は、2009年1月17日に北海道苫小牧市で1,500回目の公演を迎え、2010年には30周年を迎えます。総観客数は31万人に達しようとしています。
1994年、「幼児も涙してその世界に没入するほどの感動を与えた」と宮沢賢治学会および花巻市より第四回イーハトーブ賞を受賞しています。
林洋子は、物語のイメージで演奏する楽器を変えることによって物語に臨場感を与え、何も無いはずの舞台に東北の風景と透明な風を送り込みます。
宮沢賢治からの“いのちのメッセージ”をこのCD「林洋子 宮沢賢治ひとりがたり」から感じていただけると思います。