収録情報
2014年6月19日、7月2日 紀尾井小ホール
収録時間:48分/片面・一層/STEREO/COLOR/16:9/LB/リージョン・ALL/NTSC/MPEG 2/リニアPCM/オリジナル(日本語)/レンタル禁止
ご注意
このDVDのビデオフォーマットは日本、北米、カナダなどのNTSCビデオプレイヤー対応となります。ヨーロッパ、南米、中国のビデオプレイヤーはPAL 方式となりご覧頂けませんが、機種によってはNTSC方式でも視聴できます。パソコン内蔵のビデオプレイヤーならばすべて視聴可能です。リージョンコードはFREE(全世界対応版)です。
time:0.31 s・
作品紹介
伝統芸能分野で活躍が期待されるアーティストを顕彰する「日本伝統文化振興財団賞」、平成26年度の受賞者を紹介するDVD。
「日本伝統文化振興財団賞」は、わが国の伝統芸能の保存・振興・普及に努めることを目的とする当財団の顕彰事業の一環として平成8年に設立されました。伝統芸能分野で将来いっそうの活躍が期待される優秀なアーティストを毎年1名顕彰しています。副賞として次代を担う受賞者の優れた技芸をDVDに収録し、映像によって広く全国に紹介いたします。
第18回(平成26年度)の受賞者、山村友五郎(山村若 改め)は、上方舞、山村流の家元として、地歌・上方歌の古典に艶のある舞の技量を示すとともに、流儀に残る歌舞伎舞踊の復元に心を砕き、優れた成果を挙げるなど、多方面での活躍にいっそうの期待が寄せられています。
DVDには、凝縮された美の世界、上方舞の魅力を伝える3演目を収録しました。
[ブックレット]
・「流祖初代の気風を伝える山村若(改め三代目山村友五郎)さん」/駒井邦夫(日本伝統文化振興財団賞選考委員)
・曲目解説/廓 正子(かまえ・まさこ 演劇評論家)
*受賞時は「山村若」を名のっていましたが、平成26年年7月に「山村友五郎」を襲名したため、本DVDのタイトルは「山村友五郎」としました。
※財団賞受賞者紹介はこちら(http://jtcf.jp/cultivate/recipient18)
贈呈式レポート:http://japo-net.or.jp/2714
山村友五郎 プロフィール
1964年、大阪生まれ。祖母の四世宗家・若、母・糸のもと、幼少より修業する。父は宝塚歌劇団演出家・植田紳爾。
1992年1月、早逝した母に五世宗家を追贈し、六世宗家、山村若を襲名する。
初世・二世山村友五郎以来、約100 年ぶりの男性宗家であるが、女性らしい舞と評され、今日では山村の主流とされている座敷舞(地歌舞)と、初世より伝えられるいわば源流である上方歌舞伎舞踊の二つの流れを大切に、伝統の維持継承に力を注いでいる。
2006年、初世友五郎が初めて歌舞伎の番付に振付として名を載せた文化3年より200年になるのを記念し、「山村流創流二百年舞扇会」を開催。
2014年7月、約120年ぶりに山村友五郎(三代目)を襲名。9月、「三代目山村友五郎 四代目山村若 襲名披露舞扇会」を開催する。
1991年大阪文化祭奨励賞 、2001年文化庁芸術祭新人賞、03年舞踊批評家協会新人賞 、06年芸術選奨文部科学大臣新人賞、07年文化庁芸術祭優秀賞、08年日本舞踊協会花柳壽應賞新人賞、09年大阪文化祭賞、10年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
文楽、宝塚歌劇、歌舞伎の振付、舞踊指導、門下育成にも従事する。