笛による日本の抒情歌(SHM-CD盤)
ふえ・による・にほん・の・じょじょうか・SHM-CD
たから・さんざえもん
すべてのCDプレーヤーで再生可能な高音質CD SHM-CD(Super High Material CD)とは、通常のCDとは別種の、液晶パネル用ポリカーボネート樹脂を採用。素材の透明性が格段に向上したことにより、マスタークオリティに限りなく近づいた高音質CDです。
※SHMは、ユニバーサルミュージック株式会社と日本ビクター株式会社(現 株式会社JVCケンウッド・クリエイティブメディア)の登録商標です。
クレジット
収録曲
1 |
宵待草(02'44") よいまちぐさ |
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作詞:(竹久夢二) / 作曲:多忠亮 | |||
2 |
荒城の月(04'57") こうじょう・の・つき |
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作詞:(土井晩翠) / 作曲:瀧廉太郎 | |||
3 |
青葉の笛(06'50") あおば・の・ふえ |
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作詞:(大和田建樹) / 作曲:田村虎蔵 | |||
4 |
村まつり(03'41") むらまつり |
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文部省唱歌 | |||
5 |
赤とんぼ(02'15") あかとんぼ |
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作詞:(三木露風) / 作曲:山田耕筰 | |||
6 |
平城山(03'40") ならやま |
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作詞:(北見志保子) / 作曲:平井康三郎 | |||
7 |
城ケ島の雨(03'40") じょうがしま・の・あめ |
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作詞:(北原白秋) / 作曲:梁田貞 | |||
8 |
花かげ(02'51") はなかげ |
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作詞:(大村主計) / 作曲:豊田義一 | |||
9 |
月の砂漠(04'33") つき・の・さばく |
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作詞:(加藤まさを) / 作曲:佐々木すぐる | |||
10 |
砂山(03'52") すなやま |
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作詞:(北原白秋) / 作曲:山田耕作 | |||
11 |
五木の子守唄(01'46") いつき・の・こもりうた |
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12 |
島原の子守唄(03'00") しまばら・の・こもりうた |
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作詞:(宮崎一章) / 作曲:宮崎一章 | |||
13 |
うれしいひなまつり(03'06") うれしいひなまつり |
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作詞:(山野三郎) / 作曲:河村光陽 | |||
14 |
とおりゃんせ(02'26") とおりゃんせ |
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わらべうた | |||
15 |
毬と殿さま(03'35") まり・と・とのさま |
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作詞:(西条八十) / 作曲:中山晋平 |
time:0.33 s・
SHM-CDの特長/楽しみ方
● 素材の透明性そのままの、分離の良いクリアなサウンドをお楽しみいただけます。ガラスの曇りを拭き取ったかのような見通しの向上によって、今まで聴き逃していた音の存在に気づくこともあるかもしれません。
● オーディオで最も難しいといわれる低域の量感が引き出された、スケールの大きなサウンドをお楽しみいただけます。全体の音圧が増したように感じられることもありますが、マスター上でのレベル調整等は一切行っておりません。
● マスターに忠実な奥行きある音場の中に、フォーカスの引き締まった音が正確に定位する、粒立ちの良い立体感溢れるサウンドをお楽しみいただけます。スピーカーを通して聴けば、ライヴ会場やスタジオの雰囲気をそのまま持ち込んだような空気感、実在感を、より感じ取っていただけるはずです。
● まろやかでアナログライクなサウンドをお楽しみいただけます。大音量のリスニングにも聴き疲れすることがありませんので、近隣を困らせない範囲にヴォリュームを上げてお楽しみください。
※ 通常CDとの比較における音質変化の度合いは、再生環境によって異なります。
※ SHMは、ユニバーサルミュージック株式会社と日本ビクター株式会社(現 株式会社JVCケンウッド・クリエイティブメディア)の登録商標です。
作品紹介
邦楽の名盤を話題の高品質SHM-CDで発売。
(2009年9月16日、10枚を同時リリース)今ではあまり聴く機会の少なくなった、懐かしいメロディー、日本の抒情歌を人間国宝・寶 山左衛門(たから・さんざえもん)[前名:福原百之助]の暖かい笛の音色で聴くアルバム。
寶山左衛門は伴奏楽器、またアシライであった笛を、独立楽器としてとらえ、多くの笛のための作品を作曲しています。
四世宗家 寶山左衛門(たから さんざえもん) [六代目 福原百之助]
大正11年: 東京市芝区宇田川町に生る。本名若林英次
昭和3年: 父五世福原百之助より福原流小鼓、太鼓の指導を受く
昭和10年: 父より笛の指導を受く
昭和15年: 父考案の「篠笛音譜」を改良、完成
昭和20年: 日本で初めて笛だけの創作曲を発表
昭和21年: 在来の篠笛の音程を調整した改良笛を制作
昭和33年: 芸術祭奨励賞受賞
昭和34年: 芸術祭奨励賞受賞
昭和38年: 東京芸術大学講師就任
昭和39年: 福原英次改め六代目福原百之助襲名
昭和40年: 芸術祭奨励賞受賞
昭和43年: 国立劇場俳優養成所講師就任
昭和48年: 第1回リサイタル開催
昭和50年: 芸術祭優秀賞受賞
昭和52年: 芸術祭大賞受賞
昭和54年: 芸術祭優秀賞受賞
昭和55年: モービル音楽賞受賞
昭和57年: 芸術選奨文部大臣賞受賞
昭和58年: 紫綬褒章受章
昭和62年: 東京芸術大学客員教授就任
昭和63年: 長唄協会監事就任
平成2年: 自伝『横笛の魅力』(出版芸術社〉を上梓
平成4年: 四世宗家 賓 山左衛門襲名
平成5年: 人間国宝に認定される。勲四等旭日小綬章受章