ビクター落語 八代目 三笑亭可楽(6) 味噌蔵(Ⅱ)/笠碁(Ⅱ)/子別れ・上(Ⅱ)

びくたー・らくご・はちだいめ・さんしょうてい・からく・6 みそぐら・2/かさご・2/こわかれ・じょう・2

八代目 三笑亭可楽

はちだいめ・さんしょうてい・からく

VZCG-702 (CD) 1,650円(本体 1,500円)

発売日: 2009年3月25日 / ジャンル: 落語


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作品紹介

つぶやくような独特の語り口と絶妙な人間描写。音楽畑にファンの多い通好みの芸。
「笠碁」(昭和31年8月5日放送音源)は初CD化です。
監修・解説:保田武宏/リマスター:草柳俊一/モノラル録音

ぼそぼそとつぶやくように聞こえる独特の語り口。一見陰気な芸と取られがちで、事実「地味な落語家」との烙印を押された。しかし、よく聞いてみると、人間の喜怒哀楽、心理、その場の雰囲気などの描写に長けているのが分かる。二度、三度と聞くうちに、その芸のとりこになった人が多い。落語通や、ジャズメンなど音楽畑の人にファンが多かった。昭和30年代、ラジオによく出ているうちに、一般的な人気も高まって、これからというときに亡くなった。だから、死後もその録音を聞く人が多い。

保田武宏(解説)より

三笑亭可楽(さんしょうていからく)

1898年(明治31年)生、1964年(昭和39年)没。
東京生まれ。出囃子「勧進帳」
1915年(大正4年)、初代三遊亭円右に入門。七代目翁家さん馬(のちの八代目桂文治)門下に移り、翁家馬之助で真打ちに昇進。その後、六代目春風亭柳枝門下を経て、五代目柳亭左楽門下で1940年(昭和15年)、六代目春風亭小柳枝に。1946年(昭和21年)、八代目三笑亭可楽を襲名する。

収録曲

1

味噌蔵(Ⅱ)

みそぐら・2

[録音] 1956年(昭和31年)8月26日放送「極楽演芸会」(ラジオ東京[現TBSラジオ])

2

笠碁(Ⅱ)

かさご・に

[録音] 1956年(昭和31年)8月5日放送「極楽演芸会」ラジオ東京[現TBSラジオ])

3

子別れ・上(Ⅱ)

こわかれ・じょう・に

[録音] 1956年(昭和31年)6月3日放送「極楽演芸会」ラジオ東京[現TBSラジオ])

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