江戸の祭囃子
えど・の・まつりばやし
わかやま・たねお・しゃちゅう
収録曲
1 |
江戸祭囃子 打込、屋台、昇殿、鎌倉、四丁目、玉打(先玉、後玉)、屋台(15'32") えどまつりばやし うちこみ、やたい、しょうでん、かまくら、しちょうめ、たまうち(さきだま、あとだま)、やたい |
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若山胤雄社中 国指定無形民俗文化財 若山流家元 四世 若山胤雄、尾股真次、鈴木恭介、斎藤猛美、安倍久恵、寺師美智子、宮丸直子 | |||
江戸祭囃子〈秘曲〉
えどまつりばやし〈ひきょく〉 | |||
若山胤雄社中 国指定無形民俗文化財 若山流家元 四世 若山胤雄、尾股真次、鈴木恭介、斎藤猛美、安倍久恵、寺師美智子、宮丸直子 | |||
2 |
間波昇殿(01'59") まなみしょうでん |
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3 |
寿獅子の曲(通り神楽、屋台、鎌倉、四丁目、鎌倉、子守唄、屋台、本間、大黒舞、神楽昇殿、屋台)(08'54") ことぶきしし・の・きょく(とおりかぐら、やたい、かまくら、しちょうめ、かまくら、こもりうた、やたい、ほんま、だいこくまい、かぐらしょうでん、やたい) |
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4 |
宮昇殿、キリン、亀井戸、階殿、夏祭、カッコ、神田丸上・下(07'18") みやしょうでん・きりん・かめいど・かいでん・なつまつり・かっこ・かんだまるかみ・しも |
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5 |
みこし囃子(なげあい)(05'12") みこしばやし(なげあい) |
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神楽囃子組曲
かぐらばやし・くみきょく | |||
若山胤雄社中 国指定無形民俗文化財 若山流家元 四世 若山胤雄、尾股真次、鈴木恭介、斎藤猛美、安倍久恵、寺師美智子、宮丸直子 | |||
6 |
打鳴し(01'43") うちならし |
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7 |
大宮(04'17") おおみや |
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8 |
皮違い(01'44") かわちがい |
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9 |
早(02'46") はや |
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10 |
円舞(01'40") えんぶ |
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11 |
夜神楽(01'41") よかぐら |
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12 |
三拍子(00'40") みつびょうし |
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13 |
糸引き拍子(01'06") いとひきひょうし |
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14 |
仁羽(05'29") にんば |
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time:0.32 s・
作品紹介
デジタル録音による祭囃子の決定版! 第一人者・若山胤雄の名演が聴く人の心まで打ち鳴らす!
"The Hayashi; Folkloric Festival Music of Edo (Old Tokyo)"
日本の祭は神事全体を指すものですが、氏子衆が境内外に神賑わいを催す場合を「祭礼」「風流(ふりゅう)」と呼びます。神輿(みこし)に乗った神のお供をする「練り風流」で、山車(だし)や山鉾(やまほこ)の運行を伴奏するためにその上に乗って奏されるのが「祭礼囃子」です。東京は明治維新と共に首都となって、街路に電線が張りめぐらされたことで山車曳行がなくなり、代わりに町神輿群が連行する祭礼へと変化しましたが、山車を喪しても祭礼囃子は今日まで江戸時代のままの姿を残しています。
構成は太鼓1、締太鼓2、笛(七孔の篠笛、トンビとも)1、手平鉦(四助とも)1、といういわゆる五人囃子です。ここで演奏している若山胤雄社中は江戸里神楽の名門です。(江戸祭礼囃子と江戸里神楽は表裏一体です)
<ライナーノーツ>
祭礼囃子の生成と、江戸から東京へ/西角井正大
曲目解説/四世 若山胤雄(国指定無形民俗文化財 若山流家元)
English brief liner notes enclosed
※おことわり:トラック3・5は、秘曲ではないが特に入れたものです。
録音:1986年2月22日 ビクタースタジオ(デジタル録音)