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ちくぜんびわ/やまざき・きょくすい
山崎旭萃
やまざき・きょくすい
VZCF-1003 (CD) 3,300円(本体 3,000円)
発売日: 2004年12月10日 / ジャンル: 琵琶
山崎旭萃師は、現在琵琶楽界で唯一人の人間国宝であり、その力強い歌と琵琶の演奏は、多くの人を魅了して参りました。山崎旭萃師は、本年白寿・99歳を迎えられましたが、若くして琵琶楽の最盛期に学んだその芸は、最盛期の琵琶の音楽を身を持って体現できる数少ない演奏家であり、抜群の技術と表現力を持っておられます。 山崎旭萃師の演奏は、かつてはレコードとして発売されておりましたが、CDとしてはほとんど手に入れることが出来ず、本CDアルバムに収めました音源は、国立劇場にて公演されました「琵琶の会」の中から、師の演奏がよく表現されております3曲を選び収録致しました。
筑前琵琶:山崎旭萃
1
(21'45")
あたか
2
(18'08")
いちのたに
3
(19'55")
すみだがわ
time:0.28 s・
作品紹介
山崎旭萃師は、現在琵琶楽界で唯一人の人間国宝であり、その力強い歌と琵琶の演奏は、多くの人を魅了して参りました。山崎旭萃師は、本年白寿・99歳を迎えられましたが、若くして琵琶楽の最盛期に学んだその芸は、最盛期の琵琶の音楽を身を持って体現できる数少ない演奏家であり、抜群の技術と表現力を持っておられます。
山崎旭萃師の演奏は、かつてはレコードとして発売されておりましたが、CDとしてはほとんど手に入れることが出来ず、本CDアルバムに収めました音源は、国立劇場にて公演されました「琵琶の会」の中から、師の演奏がよく表現されております3曲を選び収録致しました。
山崎旭萃(やまざき きょくすい)
1906年(明治39) 大阪に生まれる(本名:永井ハル)。
1915年(大正 4) 倉増旭陵に入門、筑前琵琶を習い始める。
1922年(大正11) 山崎旭萃会を創立、第1回演奏会を開催する。
1925年(大正14) 橘会の芸風に魅せられ、筑前琵琶日本橘会に入会、宗家旭宗の直門となる。
1964年(昭和39) 初代旭翁の認可を得て、大和流琵吟楽を創立する。
1967年(昭和42) 第2代宗家より宗範(日本橘会の最高位)に任じられる。
2006年(平成18) 逝去。
〈主な受賞歴〉
1975年(昭和50) 大阪文化祭賞受賞
1976年(昭和51) 芸術選奨文部大臣賞受賞
1979年(昭和54) 芸術祭優秀賞 レコード部門「筑前琵琶 山崎旭萃集」
1980年(昭和55) 勲五等瑞宝章を受ける
1983年(昭和58) 社団法人日本芸能実演家団体協議会より芸能功労者表彰を受ける
1987年(昭和62) 大阪市市民文化功労賞受賞
1988年(昭和63) 高槻市教育文化功労賞受賞
1990年(平成 2) 大阪府芸術賞受賞
1993年(平成 5) 松尾芸能賞優秀賞
1994年(平成 6) 重要無形文化財保持者(人間国宝)の指定を受ける