第十四回日本伝統文化振興財団賞 大和櫻笙(大和楽三味線方)
[日本伝統文化振興財団賞受賞制作DVD]
だいじゅうよんかい・にほんでんとうぶんかしんこうざいだんしょう やまと・おうしょう(やまとがく・しゃみせんかた)
やまと・おうしょう
収録情報
2010年5月20日 紀尾井小ホールにて収録
収録時間:48分/片面・一層/STEREO/COLOR/16:9/LB/リージョン・ALL/NTSC/MPEG 2/リニアPCM/オリジナル(日本語)/複製不能/レンタル禁止
ご注意
このDVDのビデオフォーマットは日本、北米、カナダなどのNTSCビデオプレイヤー対応となります。ヨーロッパ、南米、中国のビデオプレイヤーはPAL 方式となりご覧頂けませんが、機種によってはNTSC方式でも視聴できます。パソコン内蔵のビデオプレイヤーならばすべて視聴可能です。リージョンコードはFREE(全世界対応版)です。
収録内容
1 |
大和楽 初恋(11'35") やまとがく はつこい |
||
---|---|---|---|
作詞:島崎藤村 / 作曲:大和櫻笙 / 堅田新十郎 作調 米川裕枝 箏手付 唄:大和久萌、大和久綾、大和三千壽 三味線:大和櫻笙、大和久織、(低音)大和久貴 箏:二代 米川敏子 蔭囃子:堅田新十郎、堅田喜三郎、堅田昌宏、(笛)藤舎推峰 | |||
2 |
大和楽 江戸風流(20'58") やまとがく えどふうりゅう |
||
作詞:仁村美津夫 / 作曲:大和久満 / 堅田喜三久 作調 唄:大和左京、大和礼子、大和久路、大和久悠 三味線:大和櫻笙、大和久涛、大和久喜子、(低音)大和久織 囃子:堅田新十郎、堅田喜三郎、藤舎千穂、(蔭囃子)堅田昌宏 笛:藤舎推峰 | |||
3 |
大和楽 櫻舟(14'43") やまとがく さくらぶね |
||
作曲:大和櫻笙 / 藤舎千穂 鼓作調 藤舎推峰 笛作調 小林露秋 箏手付 三味線:大和櫻笙、苫舟(藤間勘十郎) 鼓:藤舎千穂 笛:藤舎推峰 箏:川瀬露秋 |
time:0.45 s・
作品紹介
伝統芸能分野で将来の活躍が期待されるアーティストを顕彰する「日本伝統文化振興財団賞」。平成22年度の受賞者を紹介するDVD。
「日本伝統文化振興財団賞」は、わが国の伝統芸能の保存・振興・普及に努めることを目的とする当財団の顕彰事業の一環として、1996年に設立されました。伝統芸能分野で将来いっそうの活躍が期待される優秀なアーティストを、毎年1名顕彰しています。副賞として次代を担う受賞者の優れた技芸をDVDに収録し、映像によって広く全国に紹介いたします。
解説:三枝孝榮「大和櫻笙さんのこと」
曲目解説:大和櫻笙
※附属解説書に全詞章掲載
〔1〕 大和楽 「初恋(はつこい)」
大和櫻笙が初めて大和楽の作曲を試みた作品。島崎藤村の有名な詩によって、初恋のかわいらしく、少しせつない想いを表現している。平成13年初演、同19年に岩井梅我により舞踊初演された。
〔2〕 大和楽 「江戸風流(えどふうりゅう)」
大和楽二代目家元、大和久満の作品。葛飾北斎の版画「阿蘭陀画鏡 江戸八景」に題材をとり、江戸の風景が粋に繰り広げられる。昭和49年の初演以来、舞踊の会でもたびたび取り上げられる大和楽の人気曲。
〔3〕 大和楽 「櫻舟(さくらぶね)」
平成21年、大和櫻笙が初めて手がけた器楽曲。苫舟(藤間勘十郎)と結成した「櫻舟」第1回公演で初演された。耳で楽しむ音楽劇ということを試みた作品で、低音三味線と高音三味線で、恋仲の二人を表現している。
※出演者プロフィールならびに財団賞受賞者紹介はこちら
大和楽 公式ホームページ